冬のご準備はお済でしょうか。太陽光発電所の倒木対策

太陽光発電所事業地 冬の倒木対策

寒い冬が迫ってきました。各地で雪が降り始めると関東地方と東北地方の太平洋側の山沿いは強風が吹き始めます。
私どもの会社がある栃木県でも地域によっては、冬の間は風の止む日が珍しい地域もあります。私たちも事業地内で太さが一抱えもある木が左右に大きく揺れているのをよく目にします。

そこで、対策を取りたいのが「枯木の倒木対策」です。

太陽光パネルや発電施設の被害も

事業地周辺の残置森林には倒木の可能性がある枯木が多数存在しています。これらを冬までに把握し、予め伐採やロープ支柱の対策を取るこで被害を最小限に抑えることができます。
具体的な被害は、太陽光パネルやパワコンなどの発電設備の破壊、侵入者や動物の侵入を防ぐためのフェンスの破壊、そして一番懸念されるのが人的被害です。

過去には太陽光発電所事業地残置森林の枯木が公道側に倒れてしまい、周辺の方々の通行を妨げてしまった事例もあります。人や車への被害はなく不幸中の幸いでした。

倒木の可能性がある危険樹木の把握とその対策

私たちは、お客様の太陽光発電所事業地に倒木の可能性がある危険樹木がないか調査し、それを危険度別に報告書にまとめ提出いたします。
実はこの作業は、長年造園業に携わってきた弊社の得意分野なのです。

危険樹木の伐採を実施するか、ご予算によってはロープを使用し倒木を防ぐ作業を行うかご提案させていただきます。

併せて考えたい枝下ろし作業

強風は枯木を倒すことだけでなく、木の枝も折って地面に落とします。枝といっても細く小さな枝ではなく、1~1.5メートルほどの太い枝でも風に耐えることができない場合が多々あります。
これは枯木に限らず、元気な樹木も例外ではありません。折れた枝が太陽光パネルやフェンスに当たってしまい破損してしてしまった事例もあります。
そして、公道に面した残置森林がある太陽光発電所では、通行する人や車両の安全確保のため、この作業の重要度はかなり高いものと言えます。

過去に倒木が発生してしまった方、一本だけだけど心配な木がある方、ぜひ一度お問い合わせください。